【成功体験の積み重ねで部下は育つ】
行動する事の重要性
仕事で求められる事の中に『挑戦』や『行動』があります
失敗してもいいからやってみな。とは一度くらいなら誰でも
言われたことがあるはずです。
でも、なかなか挑戦や行動に移せない人というのは一定数います。
そんな人達を先輩や上司は、あいつは行動に移さないとか
チャレンジ精神がたらないなんて言ったりします。
もちろん、挑戦や行動に移さない本人に問題があるのはもちろんですが
なぜ行動できないのか?という疑問を解決できていない上司も
多いのではないでしょうか。
あなたの部下に挑戦や行動しない人はいませんか?
なぜできないか、考えた事がありますか?
□失敗を恐れる
行動におこせない理由として多いのが
失敗をおそれているという事。
誰でも失敗は嫌ですよね。
ミスをして、怒られるんじゃないか。
誰かから文句を言われるんじゃないか。
過去にミスを咎められた経験が根強く残っていればいるほど
なかなか行動に移す事が難しくなってきます
□変化させたくない
失敗を恐れる以前の問題ですが
そもそも行動する気がない。という人もいるでしょう
慣れた仕事は楽ですし、そこを変化させてまで
リスクを背負いたくないという感覚は誰にでもあるんでは
ないでしょうか。
これ以外の理由はたくさんありますが
大きくこの二つ。
『失敗を恐れる事』と『現状維持』
現状維持についてはこちらをどうぞ
失敗を恐れるという事は普通の事。
これをどう克服させるかが上司の役目です
行動しないと始まらないよ?
失敗してもいいから。
と言う上司はそもそも
失敗=成功に繋がる事という
過去の自分の経験でその認識が出来上がっています
失敗の成果が成功に繋がる事を知っている訳です。
なので挑戦しなさいと。
でも
失敗=成功に繋がる
この認識が無い人はどうでしょう。
成功のイメージが無いのでただただ怖いだけです。
いくら言われてもイメージできないので行動に移せないんです。
成功体験を積ませる事
まずは一緒になって挑戦して
それが成功に繋がる体験をさせましょう。
どんな小さな事でもいいと思います。
その時にしっかり褒める。
あの失敗が役にたったねとか
チャレンジしてよかったねとか。
そういう成功体験の積み重ねで
失敗=成功に繋がるという認識が出来上がっていきます。
この成功体験の積み重ねが、チャレンジ精神を育てていきます
現在・過去を振り返ってみて
所謂成功者と呼ばれる人の中で、失敗していない人など
いないんではないでしょうか。
失敗は時に誰かに怒られたり、笑われたりする事も
あります。
でも挑戦しない限りは、それを話のネタにする事もできません。
誰かの失敗を10年も20年も覚えていますか?
自分の失敗も、そんなに覚えられてないですよ。
そう思うと少し楽になりますよね。
誰もが向上心があり、チャレンジ精神旺盛ではないです
でも、上司のあなたの行動や言動で変えてあげる事ができます。
あいつは行動しない、と嘆くよりも
部下を成長させるために上司のあなたが挑戦していきましょう。
素敵なワークライフを。