やぎもとラボ

会社運営での失敗と成功。その中で得た結果を出し続ける方法を。

価値提供の目線

どうも。やぎもとです
会社運営と子育てで毎日奮闘中です

今回は「価値提供の目線」というテーマで仕事観を書いてみたいと思います。仕事で悩んでいる方の少しで問題解決になれば幸いです

はじめに

学生を卒業したほとんどの方が会社員やフリーランスの違いはあれど、なにかしらの仕事をして収入を得てるかと思います。
その収入をもとに家族を養ったり、趣味に使ったりと生活の基盤は仕事になってきますね。
生活する上で働くという事は切っても切れない関係にあります。
そんな仕事に対しての価値観や捉え方を少し変えて自分のスキルにしていきましょう。

仕事とは誰かに価値提供するもの

会社員の多くが決まった日に決まった金額がお給料として振り込まれますが、これって当然じゃないんですよね。あくまで依頼されたサービスや製品が売れて、会社に売り上げがあるからこそ給料が支払われる。
売上がなければ、給料も支払えないし、なんなら会社を維持継続する事も難しくなってきます。

企業と企業の金銭のやり取りの多くは、掛かった時間に対しての値段ではなく、そのサービス、製品の値段です。一個作るのに1時間かけようが10時間かけようが値段が変わる事は基本的にはありません。なので特に製造業界の企業では日々の改善だったり作業手順の見直しを頻繁に行い、コストをかけずに製品を作り出す努力を行っています。

ただ、そこで働いている人は内容は関係なく会社に拘束されている時間でお給料が計算されています。極端ですが二日酔いで出社し通常の業務の6割程しか業務を終えられなくても給料は変わりませんよね(バレなければ)

クレームがあり客先に謝罪にいったり、作り直しで残業や休日出勤なんて事もあるでしょう。本来は製品やサービスが売れて初めて売り上げになるのでクレームでの作り直し等は会社にとっては損でしかありません。
でも、その時間働いていた人に対してはしっかりと賃金が発生します。
仮にこの状況が長い期間続くと会社は確実に潰れてしまいますよね。

経営者や上司が生産性、効率化、時間や数字に拘るのはこの考えが土台にあるからです。
この目線を持っているだけでも会社の中で一目置かれる存在になれます。

自分の給料はどこで発生しているか

・こんなに頑張っているの給料が上がらない
・上司が正当に評価してくれない

この様な事は自分自身も思った時もありますし、評価者になった今も言われる機会は少なくありません。
二者の目線を経験して感じた事は、評価のポイントが違うという事。
多くの会社で等級制や能力給等の評価制度が決まっていますが、評価者によって判断が違ってくるのが現状です。
ただ基本的には会社の方針や要求事項に対して期待よりも上回る事ができていれば評価はされるでしょう。
要求事項は評価のポイントに近い部分があるので自分に求められている事をしっかりと確認した方がいいですね。
一年目の新人に求めるものと二年目の教育係に求める物は違ってきますからね。

「給料分は働いてますから」こんな事も耳にした事もあります。
今の給料に不満があり、且つもっと多くの業務を求められている状態の人に多いかと思います。
勿体ないなと感じるのは、その要求に応えれば、自分の要求も通せる可能性も出てくるのにな、という事です。

今度は自分が会社を選ぶ

会社は一般消費者に選ばれなければいけないし、企業間同士でも○○会社に頼めば安心というように選ばれないといけない。そこの会社で働いている人も同じ様に日々出来る事を増やし、会社から是非働いて下さいと選ばれ続けないといけない。この関係性が一生続くという訳ではなく会社から選ばれ続ける状態を作る事ができれば、今度は自分が会社を選べるんですよね。

要求されている事に対して価値提供できているのか。また他の会社であればもっと高く評価してくれるのではないか?この目線は常に持っていた方がいいです。
仕事が振られるという事は少なからず、期待されているし、レベルアップを求められている状態です。面倒だと思わずに「会社を選べる第一歩」として捉えてた方が自身のスキルに還元できますね。